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2006.07.14

キヨシローが癌

KING

忌野清志郎、オフィシャルサイトで癌を告白。今後のスケジュールはすべてキャンセルに

忌野清志郎がオフィシャルサイトにて、喉頭癌と診断されたことを告白した。サイトにアップされた手書きのメッセージには、ファンへの謝罪と共に〈何事も人生経験と考え、この新しいブルースを楽しむような気持ちで治療に専念できればと思います〉という癌治療に対して前向きなコメントが寄せられている。

(以下略)

忌野清志郎オフィシャルサイト

ショックだ…。しかも何故に喉なんだ…。完治するには、切除する方が確実なのだろうが、歌手の命ともいえる声帯への影響を考えると、治療はやはり化学療法ということになるのだろうか?

キヨシローの音楽との出会いは、以前の記事でも書いた通り、高校生の時、先生達と一緒にやったバンドでである。

「トランジスタ・ラジオ」「雨あがりの夜空に」「僕の好きな先生」、「COVERS」からも「サマータイムブルース」という、RCサクセションのナンバーを中心に演った。

COVERS」というアルバムは、反核、反原発をテーマにし、当時の所属レコード会社だった東芝EMIからの発売が停止されたという、曰く付きのアルバムであり、また日本のロック史に残る名盤でもある。(発売停止になったのは、親会社の東芝が、原発を始めとする、発電所事業の中核企業であったため)このアルバムの中で歌われているメッセージは、それから二十年近くが経とうとしている現在においても、六ヶ所村や、世界で果てしなく拡大し続ける核武装の問題など、とてもリアルである。

また近年の作品では「JUMP」(アルバム「GOD」収録)。この曲でキヨシローは、9.11以後、強硬な姿勢を取り続ける米国を、強く非難していた。そんな世の非条理を嘆き、世界の平和を願い続ける、本物のラケンローラーが、病に倒れるとは何とも残念である。北朝鮮のミサイル攻撃を機に、この国があらぬ方向へと歩みかねないこの時期に、彼の歌が、声が、ぜひとも必要だった。

また元気に復帰して「ベイベー!」「イエーイて言えーー!」「愛し合ってるかーーい!」と、ステージでシャウトする姿を拝める日が来るのを、心から願うばかりである。

地味変
5
忌野清志郎公式ページ。ライブ、リリースなどの活動情報、現場レポート、ファンサービスページなど。ヒストリーやディスコグラフィーも掲載。

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話題の.jp

2006.07.06

新生マイスティース

シュガープールでつかまえて

古くからのファンにとってはショックも大きかった、今年に入ってからのホーンセクション脱退のニュースも記憶に新しいTHE MICETEETHですが、7月5日にニューシングル「シュガープールでつかまえて」もリリースされ、来月にはニューアルバムもリリース、新生マイスティースとしていよいよ本格的に始動しています。

ホーンセクションの脱退より、そのサウンドは大きく変貌を遂げましたが、THE MICETEETHの魅力の一つである、明るい曲調の中にもどことなく哀愁を漂わせる、次松君独自の歌世界は今作でも健在ですし、また編成がシンプルになった分、逆に新しいアイデアも色々と湧いてきているようです。

シングルの発売に合わせ、プロモーションも本格的になってきています。まず新曲の試聴はコチラのレーベルのホームページから。

またスペシャの特集ページでは、7/31までの期間限定で、過去のものも含めPVが公開中。尚、PVのリクエストは、コチラから。

そして、Podcast番組「Sherpa Report」では、2回に渡って次松君の最新インタビューが公開中です。

最後に、iTMSでもニューシングル「シュガープールでつかまえて」から、過去のアルバムまでの音源が購入可能となりました。もちろん全曲試聴もできます。iTMSのTHE MICETEETHのページはコチラ!(※要iTunes ※iTunesのインストールがお済みでない方はコチラから)

レコ発ツアーの日程も、決まっているようです。

9/23(土)広島CLUB QUATTRO
9/24(日)福岡ROOMS
9/29(金)名古屋CLUB QUATTRO
10/1(日)心斎橋CLUB QUATTRO
10/6(金)仙台JUNK BOX
10/7(土)渋谷CLUB QUATTRO

2006.07.02

西本智実 指揮 オールロシアプログラム

ラヴェル:ボレロ

7/1(土)
川崎名曲全集第19回@ミューザ川崎シンフォニーホール
指揮:西本智実 管弦楽:東京交響楽団
ハチャトゥリヤン:バレエ組曲「ガイーヌ」より
アルチュニヤン:トランペット協奏曲
ストラヴィンスキー:火の鳥(1919年版)

西本智実さんも、東京交響楽団も、ミューザ川崎シンフォニーホールも初めてという、初めてづくしのコンサートでした。プログラム自体は、このCDを聴いていたり、吹奏楽などでもなじみの深い曲であり、オーケストラで生で聴くのは初めてながら、予習は万全?といった感じで出かけました。

ミューザ川崎シンフォニーホールは、サントリーホールと同じワインヤード形式(客席が段々畑のように配置された)の本格的なコンサートホールで、一昨年できたばかりの真新しい建物。この日の席は三階のほぼセンターの位置、ミューザのホームページで音響的に優れた席とあったので、そういう意味での期待感もあったが、これは後述する通り少々期待外れであった。

指揮の西本さんは、感情に任せて振り回すタイプの指揮を想像していたのですが、振りは少々大きいものの、非常に明確でムダな動きの少ない、スマートな指揮をされる方でした。冷静沈着で芯が通ったというか、そんな印象。

まずはプログラムの最初、ハチャトゥリヤンのバレエ組曲「ガイーヌ」より。この曲は、民族音楽的な要素も強く、そんな野性的ともいえるサウンドも魅力の一つです。男性同士が剣を激しく振り回す(丁度、Tbのグリッサンドの部分ですね)戦いの踊り、有名な「剣の舞」も別名「クルド人の踊り」というのだそう。

東京交響楽団の演奏は、良くいえば均整の取れた演奏。大人しめで少々物足りない感じは否めなかった。前述のCDのような少々荒っぽくても、躍動感に満ちた演奏を期待していただけに、その点は残念であった。ただこの日は、ステージから少し離れた位置の席だったため、その影響だったのかも知れない。ソロ楽器の音がとても良く聴こえる席で、ステレオ感はやや欠けるもののバランスも良く、何よりオーケストラの全景が見渡せるのが良かった。ただ、逆にオーケストラのアラの部分も、よく分かってしまうような気がした。

この日のコンサートの中で一番ツボだったのが「ガイーヌのアダージョ」。冒頭のチェロのアンサンブルに涙が出そうになる。「ガイーヌ」の最後「レスギンカ」は、金管楽器の迫力に欠けた。CDのような、太鼓の激しい乱れ打ちもなく、途中リズムが流れてしまう部分も見受けられ、正直もの足りなかった。プロでもあの速いフレーズは難しいのでしょうか?あとホルンは、ベルアップとかしないもんなんですね(残念)。

次の曲は、アルチャニヤンの「トランペット協奏曲」。独奏は同団主席のアントニオ・マルティ氏。ちょっと乗り切れていないような演奏で、細かいパッセージの部分では、フィンガリングとタンニングとが噛み合っていないのか?、適当にごまかしてる感があったように思う。緊張からなのか?音の処理(リリース)も上手くなかった。朗々と歌う部分では音量も十分で良いのだが、オーケストラとの連携も上手くなく、最後はスタミナも切れ、散々な内容だった。ちなみに、ロシアの作曲家の曲なのに、ちょっとスペインぽいなと思って、プログラムを見たら、独奏のマルティ氏はスペイン出身の方でした。

休息を挟んで、最後はストラビンスキーの「火の鳥」。この日は、一般的な原典版ではなく、1919年版の演奏。休息後は緊張も多少解れたのか、オーケストラもリラックスした演奏で、サウンドもコンサートの前半よりも広がりを感じた。反面、緊張感に欠け、ちょっとしたタイミングのズレだったり、無神経な演奏もあったように思う。

最後に、東京交響楽団の演奏は、全体として固めのサウンドで、特に弦は統制が取れていて、アンサンブルの乱れもなく素晴らしかった。逆にいえば地味なサウンドで、面白みに欠け、金管楽器を始めとして、パワー不足を感じた。「火の鳥」においても、木管群のアンサンブルなどは、うっとりするようであったが、一転、全演奏となると迫力に欠ける。それらは、ステージから離れたこの日の席のせいなのか?或いはオケの実力なのか?いや、演奏自体は決して悪くなかった。だから何だかとても惜しい気のする演奏でした。

アンコールは、チャイコフスキーのバレエ組曲「くるみ割り人形」より「花のワルツ」で、これはなかなかの好演。こういう優雅な曲調の曲の方が、このオーケストラには合っているのかも知れない。

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