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2006.12.30

COUNTDOWN JAPAN 06/07 脳内タイムスケジュール

PIMP OF THE YEAR HABATAKE!

COUNTDOWN JAPAN 06/07(幕張)に、大晦日一日だけ行ってきます。GANGA ZUMBA、SOIL&"PIMP"SESSIONSと観て、その後は、YEBISU07 NEW YEAR'S PARTYに流れ込んで、再びSOIL&"PIMP"SESSIONSのライブを観ようかと企んでいます。今のところの妄想スケジュールは、こんな感じ。

BEAT CRUSADERS→RHYMESTER→
麗蘭→BOOM BOOM SATELLITES→
GANGA ZUMBA→OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND→
SOIL&"PIMP"SESSIONS

GANGA ZUMBAとSOIL&"PIMP"SESSIONSさえ、しっかり観られれば十分なので、他はあまりがっつかない予定。年相応の楽しみ方でいきます(笑)。

さて、GANGA ZUMBAの名前が出たので、先日出かけた、L'ULTIMO BACIO '06でのライブについて、少し振り返っておきたいと思います。

12/21(木)L'ULTIMO BACIO '06
@恵比寿The Garden Hall
LIVE:SembelloGANGA ZUMBA

このイベントは、ワインやオードブルといった、ちょっと気の利いたフードと音楽とを愉しもうという、大人のためのライブイベントといった感じ。夏にはSlow Music Slow LIVEという野外イベントを開催しているのと同じイベンターが、主催しているようである。

会場がある恵比寿ガーデンプレイスは、クリスマスシーズンということで、イルミネーションが綺麗でした。この場所は少し高台にあって、通りの先に東京タワーも見える。

Kairos

さてライブは、Saxの田中邦和と、スカパラのキーボディスト、沖祐市によるデュオ、Sembelloからスタート。最小ユニットながら、その表現力は幅広い。ジャズにとどまらず、音楽性も多彩であり、デュオにという形だけでは、到底収まり切らない気がした。事実、後半に披露された、GANGA ZUMBAのメンバーの一人であり、世界的パーカッショニストのマルコス・スザーノとのセッションでは、その音楽はぐんと魅力的なものになった。デュオという形にこだわらなくとも、一般的なカルテットで演ったとしても、十分に面白いと思うし、とにかく色々なセッションを聴いてみたいと思わせる、そんなユニットでした。

そしてイベント後半は、いよいよGANGA ZUMBAの登場です。11月末から、東京、広島、大阪とツアーをやって、その後、来年春に発売予定の新譜のレコーディングの合間を縫っての出演ということでした。

前述のツアーから変わったドラムの宮川さんは、やはりGENTAさんとはだいぶタイプが違うようで、他のメンバーとのコンビネーションは、まだまだといった感じか?やはり4年に渡って積み上げてきたものに相当するものは、そう簡単には出来上がらないということなのでしょう。良い意味でも悪い意味でも、MIYAZAWAソロの頃からのGANGA ZUMBAのサウンドの特徴の一つだった、うねるような超重低音グルーヴは、もう聴くことは出来ないかも知れない。ただ、太鼓の三人がその表情からも、非常に楽しそうに演っているのが分かって、それはドラムがGENTAさんの頃には、あまり見られなかった光景だったように思うし、今後、今までとはまた違う何かを確立して、新しい音楽を聴かせてくれるんじゃないかという期待は、大いに持つことが出来ました。

正式に発表はないものの、事実上のメンバーの脱退に、MIYAも不安を隠し切れないといった感じで、この日は無駄にMCも長く、結果的に緊張感を欠いたライブになってしまったことは否めませんでした。ただそれによってMIYAも気持ちの整理がついて、新たな一歩を踏み出せるのならば、ファンとしては一向に構わない。より強固な意志でもって、また力強く羽ばたいていって欲しいものである。

さて次回、GANGA ZUMBAデビュー年の締めくくりとなる、COUNTDOWN JAPAN 06/07のステージでは、一体どういったライブを見せてくれるのか、非常に楽しみであります。

もし、12/31にCOUNTDOWN JAPANに行かれる方で、GANGA ZUMBAに興味を持たれた方は、予習なしでももちろん楽しめますし、踊れるバンドではありますが、「Discotique」 「Baila Con Ganga Zumba」 「Habatake!」 「Mambolero」 「楽園」、それと宮沢のソロアルバムから 「ちむぐり唄者」あたりを押さえておくと、より一層ライブを楽しめるのではないかと思います。

GANGA ZUMBAの楽曲は、iTunesでも official siteでも視聴可能なので 、「ガンガて誰よ」て人も、その時間帯 観たいのないやという人や、何でもいいから とにかく踊りたいという人も、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか?

DISCOTIQUE

「DISCOTIQUE」のスポット映像はコチラ

2006.12.28

12/27 EGO-WRAPPIN'@東京キネマ倶楽部

Midnight Dejavu~色彩のブルース~

ライブハウスでのライブは、今年のレコ発ツアー初日以来。そして今日は、毎年年末恒例の鴬谷は東京キネマ倶楽部でのライブ。この街の妖しい雰囲気も、グランドキャバレー当時の内装を残した、独特の造りのこのホールも、まさにEGO-WRAPPIN'(以下「エゴ」)のためにあるといっても言い過ぎではないだろう。しかも今日は、10周年を締めくくる、エゴ今年最後のライブというオマケ付きだ。そういえば初めてエゴのライブを観たのも、ここ東京キネマ倶楽部だったかも知れない。

エゴのライブは、もう5年かそれ以上観ているだろうか?今年のRISING SUN ROCK FESTIVAL、2日目の深夜、SUN STAGEにエゴが登場した時には、結構感慨深いものがあったのだが(前年まではRED STAGE止まり、しかもこの時のSUN STAGEでのライブがとても良かった)、近年はこのような大きなステージも多く経験し、今月はNHKホールにおいて、10年間の活動の集大成的なライブも成功させ、自信に満ちた、余裕さえも感じさせる、そんなこの日のライブであったように思います。

本当は今日は、こんなに踊るつもりじゃなかったのに、序盤から飛ばしてしまって、もう汗だくだし、叫び過ぎて喉の下から胸の辺りが、腫れたように痛い…。

DJもすごく良くて、昭和ノスタルジーク〜オリエンタルムード〜野性的なダンスミュージック〜ジャズ〜ミュージカル〜ロックンロール〜ブラジリアンと自由に行き来する。

そして、いよいよライブ本編。今日はホーンが4人。Tb、Tp、そしてSaxが2台(バリサクあり)。この4人が奏でる、時にゴージャスなビッグバンド、時にブラスロック、さらにはラテンムードと、その変幻自在なサウンドが、いちいちカッコイイ。個人的には、新しいチャチャチャ(マンボ?)のアレンジの「GIGOLO」、よりジャジーなアレンジになった「あしながのサルヴァドール」も良かった。バリサクとTbによる低音、裏打ち、そして歯切れの良いトゥッティが気持ちいい。

エゴの2年前に発表した「Merry Merry」というアルバムがあるのだけれど、このアルバムは、おそらく純粋にアーティストとしての探究心から、かなり新しいことに果敢に挑戦していて、その結果、非常に興味深く、面白いことをやってはいるのだけれど、ポッスとしてのバランス感覚を失ってしまい、その後のレコ発ツアーでの反応もあまり思わしく、というかファンの間でもかなり酷評されて、かなり辛かったであろう時期も経験しているのだが、しかし今は、その「Merry Merry」で果敢に挑戦したことが、身となり骨となり、今年5月にリリースされた「ON THE ROCKS!」というアルバムで、ちゃんと実を結んでいるのである。今は新しい試みにも挑戦しつつも、ちゃんとポップスとしてまとめ上げるだけの手腕も合わせ持った、非常に素晴らしいバンドに進化したと思う。

結成10年目にして、きっと確かな何かを手に入れたのだろう。あらゆる音楽を飲み込み、新しい手法にも取り組み、それでいてポップであり、ダンスミュージックであり、そして惚れ惚れするような圧倒的な歌唱力、さらには常に全身全霊といった熱いパフォーマンス。今はすごくいい塩梅なんじゃないかな?10周年ラストのライブに相応しい、そして、それぞれのオーディエンスにとっても、1年の締めくくりに相応しい、そうだな、ファンにとっては、忘年会とクリスマスプレゼントとお年玉が、いっぺんに来ちゃったような、そんな贅沢な夜、"Midnight Dejavu"なのでした。

ON THE ROCKS!

2006.12.10

矢野顕子×上原ひろみ

12/8(金) 
矢野顕子×上原ひろみ Jammin' 〜The Piano Session〜
@昭和女子大学 人見記念講堂

えがおのつくりかた all about 矢野顕子 スパイラル・ツアー・エディション

共にNYを拠点に活躍する二人の、国内では初めてになるのでしょうか?、スーパーセッションを目撃して来ました。

矢野さんのライブは、今年はフェス等も含め、3度ほど観ていますが、上原ひろみさんは全くの初めて。矢野さんも認める逸材ということで、一体どんなピアニストなのだろうと、楽しみにしていました。

ライブは、二人の出会い〜今回のライブに至った経緯を簡単に説明するような内容のスポットが流れ、二人の挨拶の後、その上原さんのソロのコーナーからスタート。上原さんはひと言でいうと、繊細さと大胆さとを合わせ持った、希有な存在のピアニストだと思います。脚をバタつかせ、体全体を使って踏み込んで弾くような、ダイナミックでエキサイティングで、まさに渾身といった場面の演奏ももちろん圧巻なのですが、それとは対局の弱音の響かせ方も非常に上手いです。超高速のタッチも、ごく自然に流れるようなフレージングで、しかも一音一音の粒が、はっきりしているという、脅威といってもいい程のピアノでした。ジャズなのに、クラシックの大曲かのような、非常にスケールの大きい演奏で、しかもジャズ特有のブルージーさというものも、とてもよく感じられるという、今までに聴いたこともないようなピアノでした。きっとリストとかを弾いても、上手いんだろうなと思いました。いつか、ガーシュインの「ラプソディー・イン・ブルー」なんかも、オケと演ってほしいものです。

さて、そんな上原さんの圧倒的な演奏の後の、矢野さんのソロのコーナーは、自嘲的なMCをアクセントに、進んでいきます。「彼女の腕一本分弾きます…」だなんて(笑)。一曲目はTHE BOOMのカバーで「中央線」。この曲を矢野さんは、録音もしているし、ライブでももう随分演っていると思うんだけれど、この日はまた新解釈というか、いい意味で砕けた演奏。この曲は別れの歌なんだけど、この歌の主人公が、別れから随分と年月を経て、色んな感情を乗り越えて、全てを受け入れた後の歌のように聴こえました。2曲目は「きよしちゃん」という新曲。もちろん、闘病中の忌野清志郎さんへのメッセージであろうこの曲も、何だかとっても幸せな気分にさせてくれました。この日のライブは、キヨシローさんも観に来ていたようです。「ほぼ日」にも、写真が出ていましたが、随分と回復されているようで、嬉しいです。矢野さんのコーナーはこの後、くるりの「ばらの花」のカバーと「ごはんができたよ」が演奏されました。

さて、いよいよこの日のメイン、二人のセッションです。女性二人のピアニストのセッションなんて、珍しいことだろうし、そして今日は、それにまた矢野さんの歌が乗るという、非常に贅沢な演奏。中盤では上原さんのリクエストという、宮沢和史の曲に矢野さんが詞をつけた「Living with you」も演奏されました。でもこの曲、結構前の曲のようで、矢野さん演奏後のMCで「この曲の存在自体も忘れていました」「宮沢さんご免なさい…」なんていっていました(笑)。本編ラストは「二人共通の好きなもの」というMCの後、出ました超ブルージーな「ラーメン食べたい」。イントロと同時に会場中がどっと沸きます。アンコールは『はじめてのやのあきこ』にも収録の「そこのアイロンに告ぐ」、そして「Green Tea Farm」でライブは締めくくられました。

二人のはつらつとした、そして痛快な演奏に、非常に元気の湧いてくるような、そんなこの日のライブでありました。

[上原ひろみ]
M1 Desert on the Moon
M2 My One and Only Love
M3 ひとりぼっちはやめた
M4 Tom and Jerry Show

[矢野顕子]
M1 中央線
M2 きよしちゃん
M3 ばらの花
M4 ごはんができたよ

[DUO]
M1 Children in the Summer
M2 あんたがたどこさ〜アフロブルー
M3 Living with You
M4 Very Early
M5 はこ
M6 Deja Vu
M7 ラーメンたべたい

EC1 そこのアイロンに告ぐ
EC2 Green Tea Farm

ピヤノアキコ。~the best of solo piano songs~ (SACD-Hybrid) はじめてのやのあきこ

2006.12.01

11/30 GANGA ZUMBA→SOIL&"PIMP"SESSIONS

11/30(木)
GANGA ZUMBA“LIVE TOUR SAMBA CAOS”
@SHIBUYA-AX

DISCOTIQUE

今回のツアーの今までとの大きな違いは、ドラムのGENTAさんが欠席だということ。おそらく山崎まさよしのツアーとの兼ね合いで、スケジュールがタイトになり過ぎるのを避けたためと思われるのだが、そのためドラムにはサポートとして、宮川剛さんが参加していました。

宮川さんといえば、キヨシローのライブで叩いているくらいの印象しかないのであるが、何でも近年は、pikaia pandeiro specialというブラジル音楽の要素を取り入れた、バンドでも活動しているのだとか。このあたりのことが、ライブを重ねていくうちに、GANGA ZUMBAの中でどう作用していくのか、どう化学変化を起こしていくのか、興味津々である。ドラムのスタイルは、GENTAさんとはやはり違っていて、どちらかというと以前、MIYAと一緒に演っていたこともある、沼澤尚さんに近いのかなという印象を受けました。

この日のライブは、GENTAさんが抜けたことで、GANGA ZUMBA特有の、うねるような超重量級グルーヴは、鳴りを潜めていたのであるが、それはそれでまた新鮮ではありました。それと太鼓の3人が非常に楽しそうにやっていたのが、印象的でした。

またこの日は、前日に発売されたばかりのミニアルバムからの曲の演奏は、やはりまだ難があったでしょうか。その辺は、もう使い古されたパターンだけで再構築をくり返しているバンドとは訳が違うし、どんな曲にも今までにないような新しい要素を、必ず盛り込んでくる訳だから、致し方ないところではある。バンドがそれらを完全にモノにして初めて、GANGA ZUMBAの音楽は、本当の意味で完成するのだろう。

今年の4月にバンド名を発表してしてから、これまでも加速度的にアップデートを重ねて来たバンドである、もう次の広島でのライブでは、すぐに修正してくるかも知れないし、とにかく年末のライブが非常に楽しみである。特にCOUNT DOWN JAPAN 06/07で、どれだけの数のオーディエンスを、踊らせ解放することが出来るのか、注目である。

・Lion
・Habatake!
・Baila Con Ganga Zumba
・BRASILEIRO EM TOQUIO
・Rainbow Warriors
・ILUSAO DE ETICA(GANGA ZUMBA nano)
・矮小な惑星/E TUDO TAO MENOR(GANGA ZUMBA nano Ver.2)
・The Melody(新曲、MIYA弾き語り)

この後、SOIL&"PIMP"SESSIONSのライブを 観るために、恵比寿へ。

11/30(木)
SOIL&"PIMP"SESSIONS“LIVE TOUR IN AUTUMIN”
@LIQUIDROOM

PIMP OF THE YEAR(通常盤)

8月のイベント「夏フェチ」以来に観る、SOILのライブでした。会場に着いたものの案の定、ロッカーの空きが見付からず、あたふたしている内に、階下のライブフロアーから、音が漏れ聞こえてきて、早くも心臓が高鳴る。フロアーの扉を開けた途端に、SOILの音が飛び込んでくる。そうだ、この音だ!気持ちを抑え切れず、人の山をかき分け、前の方へ行く。左側のスピーカーの前辺りに、スペースを見付けるが、ここだとピアノの丈青を全く拝むことが出来ない(泣)。まあいい、爆音を浴びるには、これ以上ない場所ではないか。

この日のライブでは、デビューCDからの懐かしいナンバーも何曲か。2年余り前に、青山のCAYでのイベントで初めてSOILのライブを観た時のことを、思い出したりしていた。中盤の社長のMCだったか、鼻をすするような音を、マイクが拾っていたが、後で社長が話していたように、本当に感極まっていたのだろうか?それともただの鼻炎すか?

この日感じたのは、タブゾンビのTpがとても力強くなっていたということ。それによってSOILのサウンドが、より強靭なものになっていた。もう誰が聴いても間違いなく、爆音JAZZだし、彼らのいうところの「DEATH JAZZ」というものが、完成の域に達しつつあるといっていいだろう。だからだろうか、今日は余裕すら感じさせるプレイであったと思う。例えばソロなんかは、より自由に演っている気がした。

終盤には、フロアーの中央寄りに移動することも出来て、とにかく踊り狂った。あの爆音の中で身を任せていると、とにかく気持ちいい。まあ、「騒音」ではなくて「爆音」であるところが、ミソなんだけれどね!


 

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