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2007.02.05

2/3 松本茜トリオ@西新井カフェ・クレール

0303akane

2/3(土)松本茜トリオ@西新井カフェ・クレール
松本茜(p)山下弘治(b)田鹿雅裕(dr)

先月に引き続きクレールでの、松本茜さんのリーダー・セッションを観てきました。

まずは今日のベーシスト、山下弘治さんは今回初めて拝見しました。まさに正統派といった感じで、非常に安定したプレイ。器用というのか、とてもしなやかな指先で、速いフレーズも難なくこなしていました。ジャズに限らず、ベーシストの中には案外音程がないがしろになってしまう人も多い中、この人はとても耳が良いようで、ソロなども聴いていて、とても気持ち良かったですね。

ドラムはクレールでは、もうお馴染みといってもいいでしょうか、田鹿雅裕さん。今日もソロで、度々沸かせてくれました。田鹿さんのプレイなんかを観ていると、ジャズとはまさにイマジネーションなんだなと思わされます。基本的に音程を持たないドラムという楽器だけでもって、聴いている人をあれだけ惹き付けることが出来るのだから、もう単純に凄いことだなと思ってしまいます。そして、余裕だよなとも思う。きっと「余裕」から、「間」や「溜め」というものは、出てくるのではないかと、私は思うのですが、田鹿さんのプレイを見ていると、そういう余裕を感じます。

さて今日の松本さんですが、1st Setでは緊張しているのか、ややぎこちなさが見え隠れしていたものの、2nd Setに入ってからは、休憩で少し緊張がほぐれたのか、本来の調子を取り戻したようで、元気一杯に演奏する姿を見せてくれて、一安心といったところでした。ただソロなどでは、大変キレイにまとめられたフレージングであったりはするのだけれど、もう少し新人らしく果敢にチャレンジする姿勢も、見せて欲しかったなという気はしました。

そして2nd Setでは、先月のライブと同じくオリジナル曲2曲が、演奏されました。その中でも「Story」は、とても愛らしいメロディーを持った、素敵な曲。今後、自分のカラーというものを打ち出していくためには、こういうオリジナル曲というものが、とても有効になってくると思うのです。そういう意味でも、ぜひこれからも魅力的な楽曲を、たくさん生み出していって欲しいものです。

まだまだたくさんの可能性を秘めているであろう19才、周りの期待に押しつぶされることなく飄々と、そして、もちろん謙虚さは必要だとは思いますが、でもひとたびピアノに向かったならば、そこは大胆に挑戦していって欲しいものである。

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コメント

松本さんのライヴ、私も聴きました。とっても素直なピアノだなあと思っています。今後も聴いていきたいですね。

カフェ・クレールといえば、3月21日の赤坂由香利トリオもお薦めです。赤坂さんの味わいあふれる声、古野さんの深みのあるベース、関根さんの安定感のあるドラム。素敵な組み合わせなので、ぜひ聴いてみてくださいませ。

>こたつさん

彼女は、まだまだ若いのだから、もっと果敢に
チャレンジしていって欲しいですね。
無難に小さくはまとまって欲しくはないですよね。
期待の分、今回はやや辛口評ということで…。

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